登校班の付き添いはいつまで続けるべきかしら?
小学校に入学し登校班に慣れるまでは、と思っていても実際にいつまで続ければいいのか悩みますよね。
登校班の付き添いをいつまで続けるかは、各ご家庭によって異なるようです。
4月いっぱいで終える方もいれば、夏休み前までや1年生が終わるまで続ける方もいます。なかには、2年生や3年生でも続ける方も。
今回は、登校班の付き添いをいつまで続けるか、私自身の経験や周りのお母さんの経験も交えてお伝えしますね。
付き添いをすることで、お子さんたちの様子を知れたり、危険から守ることができるなどのメリットもあるんですよ。
登校班の付き添いについて悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。
登校班の付き添いはいつまで?やめ時を紹介!
多くの小学校では登校班を編成し、学校まで集団で登校します。
小学校入学後、しばらくは付き添いをされる保護者の方も多いでしょう。
その登校班の付き添いいつまでするか悩んでいませんか?
各ご家庭でいつまで付き添いをされるかは異なりますが、最初の1か月までや夏休みに入るまでなど区切りのいいところまでされる方が多いです。
- 小学校入学して最初の1か月
- 1学期終了や夏休みに入るまで
- 子どもが付き添いはもう大丈夫と言うまで
小学校入学して最初の1か月
小学校に慣れるまでの最初の1か月だけ付き添いをする、という保護者の方は多いです。
我が家の周囲のご家庭も、1か月ほどは付き添いをしているところが多かったですよ。
新生活でドキドキでしているお子さんにとって、お母さんお父さんの付き添いは心強いですよね。
また、同じように付き添いをしている他の保護者の方と知り合えるいい機会にもなります。
お子さんの状況によっては延長もあり
最初の1か月で付き添いをやめたとしても、お子さんが不安に感じたり、緊張したりするようなら、付き添いをしてあげましょう。
長期休み明けは子どもが不安に感じたり、緊張したりするかも
我が家も長期休み明けに「お母さん、ついてきて」と娘に言われ、何回か付き添いを復活させたことがあります。
長期休み明けだけでなく、お子さんが不安に感じたときは、付き添いをしてあげるといいですね。
1学期終了や夏休みに入るまで
4月までだと、まだまだ学校生活に慣れないお子さんもいるかもしれません。
1学期終了や夏休みに入るまでを付き添いをやめる目安としている方もいらっしゃいます。
でも、1学期終了まで付き添いをしたいけど毎日学校まで送るのは正直大変
忙しい朝の時間帯に毎日付き添いをするのはなかなか大変ですよね。
そういうときは、お子さんの様子を見ながら少しずつ付き添いの距離を縮めていくといいでしょう。
- はじめのうちは小学校まで付き添いをする
- 登校班に慣れてきたら、大きな交差点や横断歩道など、付き添いのポイントになる箇所まで送る
- 登校班の集合場所まで送る
このように無理のない範囲で付き添いをすることが大切ですね。
子どもが付き添いはもう大丈夫と言うまで
いつまでという期限を設けずに、子どもが「もう付き添いは大丈夫だよ」というまで続けるのもアリかと思います。
親からしたら子どもが何年生になっても不安な気持ちもありますよね。
できる限り登校について行ってあげたいと思う保護者の方もいらっしゃるでしょう。
でも、お子さんが「ひとりで大丈夫だと」と言ったら、その言葉を信じてあげましょう。
学校から期間や場所の指定がある場合も
地域によって異なりますが、何月までは付き添いをしてください、どこまで送ってくださいといった指定を学校側からされることもあります。
学校側からそのようなお願いがあったときは、そのルールに従って付き添いをしましょう。
下校班の付き添いをお願いされることもある
娘たちが通っている小学校では、下校時は学年下校(各学年で下校班編成をする)をしています。
1年生の最初の1か月は保護者が交代制で学校まで迎えに行き、下校時のルールや交通ルールを確認しながら一緒に帰ります。
学校によって下校時のルールは異なりますが、このように下校時の付き添いをお願いされるところも。
正直下校の付き添いは大変でしたが、入学してまだ間もないころに近所の同級生を知ることでできるのはとても助かりました。
登校班のトラブルは付き添いをすることで発見できる
登校班の付き添いをすることで、いろいろなトラブルの原因を発見することができます。
トラブルの原因を確認し学校や他の保護者と共有することで、トラブルの発生を防ぐことができます。
それでは、具体的にどのようなトラブルを防ぐことができるのでしょうか?
- 通学路の危険個所を発見することができる
- ケガをした場合すぐに対応できる
- 子どもたちの体調の変化に気づくことができる
通学路の危険箇所を発見することができる
死角になる箇所や交通量が多いところなど、通学路の危険個所を発見することができます。
通学路は安全な道が選ばれているんじゃないの!?
通学路は安全を考慮して決められているけど、それでも完全に危険がないわけではないんだ
- 車通りが激しいところや見通しが悪いところ
- 放置自転車が多い、ゴミが放置されているところ
- 死角になる箇所や人気のない道
上記のように、普段何気なく通っている箇所にも危険はいっぱいあります。
車通りが激しいところや見通しが悪いところ
朝の通勤時間帯の車通りが激しい交差点や、見通しがあまり良くない交差点を通過したりしなくてはならないケースもあります。
登校時間帯に歩くことで、子ども達に気をつけてほしい箇所を発見することができます。
ちなみに、自転車通学をしている中学生や高校生が多く通る道なんかも結構危ないので注意が必要ですよ。
放置自転車が多い、ゴミが放置されているところ
放置自転車が多い、ゴミが放置されているといったところも危険箇所です。
そういった場所は思わぬケガの原因になることも。もし付き添いをしていてこのような危険箇所を見つけたら、学校に伝えましょう。
死角になる箇所や人気のない道
木が生い茂っていて周りから見えにくい箇所や、大通りから外れて人通りが少ない道を通らないか確認しておきましよう。
登下校中に1人になってしまう瞬間がある場合は、特に注意するようにお子さんと話し合っておくことが大切ですね。
ケガをした場合すぐに対応できる
もし誰かが登校中にケガをした場合に、すぐに対応をすることができます。
我が家の話ですが、付き添いをやめてしばらく経った頃、次女が転んで顔面を打ちつけたことがありました。
まだ付き添いを継続してくださっていた同級生のお母さんが応急処置をしてくださり、わたしに連絡をしてくれました。
このように不測の事態に遭遇したときに保護者がそばにいることで、すばやく対応することができます。
不測の事態に近くに大人がいると、子ども達にとっても心強いですよね
子どもたちの体調の変化に気づくことができる
暑いなか重いランドセルを背負って歩く子ども達の体調の変化にいち早く気づいてあげることができます。
ここ最近の夏は、朝からびっくりするほど気温が高い日がありますよね。
歩いている途中で腹痛や吐き気などの症状を訴えること子も時々見かけます。
そういった子どもたちの体調の変化にすぐに対応してあげることができるので安心ですね。
登校班の付き添いや旗振り当番がある地域も!
登校班の付き添いだけでなく旗振り当番がある地域もあります。学校のPTAが中心となって行っているところが多いです。
当番の頻度はどれくらいなのかしら?
登校班の付き添い当番や旗振り当番の頻度は地域によって異なるよ
ちなみに、娘たちの通っている小学校では、年に1~2回ほど当番が回ってきます。
一方で、隣の学区の小学校では年に4~5回ほど回ってくるようなので、地域によって頻度が様々なのは事実のようです。
学校によっては下校時の見守りや旗振り当番もある
下校時間帯に交通量の多い交差点で旗振りをしている保護者の方を見かけたことはありませんか?
学校によっては下校時の見守りや旗振り当番をお願いされることもあります。
付き添いや旗振り当番は地域差が大きいので、自分の子どもが通う小学校ではどうなのか気になる方は、先輩ママさんに確認してみるといいですよ♪
当番を廃止にした学校もある
共働きだから登校班の付き添いをするのが難しい
小さい子供を連れて交差点での旗当番は大変!!
登校班の付き添いや旗振り当番に関して、このような悩みの声を聴くことがあります。
そこで最近では、付き添い当番や旗当番を廃止にする学校もでてきました。
私も、下の子をひとりで留守番させることはできないため、抱っこしながら旗当番をした経験があります。正直とっても大変でした。
子どもたちの安全を考えると付き添いや旗当番は必要だと思いますが、当番を引き受けるのは難しいというご家庭も多いのが現状です。
娘たちの学校でも、登校班の付き添いや旗振り当番の負担について改善していくべきだという声が上がっています。
これから先、見守りや旗当番の活動の見直しが全国的に広がっていくかもしれませんね。
まとめ
- 登校班の付き添いはいつまで続けるかは各ご家庭によって異なる
- 小学校入学して最初の1か月まで、1学期終了や夏休みに入るまで続ける家庭もある
- いつまで期限を設けずに、お子さんが「大丈夫だよ」というまで続けるのもあり
- 子どもが付き添いはもう大丈夫と言うまで、といったように区切りをつけている家庭が多い
- 何月までは付き添いをしてください、どこまで送ってくださいといった指定を学校側からされることもある
- 登校班の付き添いをすることで、いろいろなトラブルの原因を発見することができる
- 通学路の危険個所を発見できる、危ない行動をしていないか確認できる、ケガをした場合すぐに対応できる、子どもたちの体調の変化に気づくことができるといったメリットがある
- 地域によっては、登校班の付き添い当番や旗振り当番があるところもある
付き添いはいつまでにやめるべきという基準はありません。また、一度やめた付き添いを復活させることも自由です。
お子さんの気持ちやご家庭の都合に合わせて、付き添いをどうするか決めてくださいね♪