リビングで勉強してるんだけど集中できないみたいなの・・・
お子さんがリビングで勉強しているときに集中できていないなと、困った経験はありませんか?
リビングでの勉強に集中できないのは、テレビの音が大きすぎる、家族の声がうるさいといったリビングならではの環境が原因として挙げられます。
そこで、リビングの環境に整え、家族が協力してあげることで、お子さんが集中して勉強に取り組むことができるようにないます。
この記事では、集中できない原因とその解決方法はもちろん、リビング学習のメリットもご紹介します。
お子さんの学習環境に悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてくださいね!
リビングでの勉強に集中できない原因3つを紹介
小学校の宿題や塾の勉強をリビングでしているご家庭も多いですよね。
リビングで勉強をしていると、なかなか集中できず困っているという方はいらっしゃいませんか。
なぜ、リビング学習で集中できないのでしょうか。原因として以下の3つが挙げられます。
- テレビやゲームの音がうるさい
- ほかの兄弟の声が気になる
- リビングにいる家族の動きが気になる
リビングは家族が多くの時間を過ごす場所なので、どうしても「音」や「動き」に集中を妨げられてしまうのです。
集中力を妨げる原因となるものを除いてあげれば、お子さんも集中して勉強に取り組めるね!!
リビングでの勉強に集中できるようにするための解決策3つ
少しでもお子さんが集中できる環境にするためには、どのような解決策があるのでしょうか?
ここでは、3つの解決策を紹介していきますね。
- テレビやゲームの時間とリビング学習の時間を被らせない
- 兄弟のリビング学習の時間を合わせる
- テーブルの座る位置に気を付ける
お子さんの集中力を削ぐ要因となるものを除くことが重要であることがわかりますね。
テレビやゲームの時間とリビング学習の時間を被らせない
自分が勉強をしているときに、テレビやゲームの楽しそうな音が聞こえてきたら、気になってしまいますよね。
リビング学習をしている間は、テレビやゲームの利用をしないといったルールを子どもたちと設けましょう。
集中できる環境づくりには家族の協力が必要なのね
兄弟のリビング学習の時間を合わせる
兄弟みんなのリビング学習の時間を合わせるという方法あります。
勉強の時間と遊びの時間をしっかり区別することができるので、メリハリがつきますよ。
時間帯にもよりますが、我が家は子どもたちが勉強している時間は、わたしもブログの管理や読書など静かにできる作業をしています。
夏休みなどの長期休みでも、この方法は有効です。午前と午後の決まった時間を学習時間にあてることで、集中して勉強に取り組めます。
テーブルの座る位置に気を付ける
視界の先にテレビが目に入ると、電源がついていなくても意識がそちらに向いてしまうことがあります。
お子さんの集中力が途切れないように、テレビと向かい合わせになる位置は避けるようにしてあげるといいですね。
ほかにも、背後に扉があり出入りのたびに振り返ってしまう席、生活動線の真横で家族が頻繁に通る席なども、リビング学習には向いていません。
リビングの形や家具の配置で異なりますが、お子さんにとって一番集中できる席を見つけてあげることが大切です。
リビングのテーブルの配置的に、どの場所も集中するのが難しそう
どうしても集中できる席がない場合は、リビング用に勉強机を置くこともアリ!!
勉強机を用意し、リビングの一部分を勉強スペースにしてしまうことで、お子さんも集中して勉強に取り組むことができるようになりますよ。
リビング学習のメリット、デメリットを紹介!
リビング学習のメリットやデメリットにはどんなものがあるのかしら?
ここでは、リビング学習ならではのメリット、デメリットまとめました。
メリットとデメリットを知っておくことで、お子さんにとってより快適な学習環境を整えてあげることができますよ。
リビング学習のメリット4つ
まず、リビング学習のメリットを紹介していきます。
- 子どもの学習状況を把握できる
- わからない箇所をすぐに教えてあげられる
- 子どもが安心して勉強に取り組むことができる
- 机周りに集中を妨げるものがない
リビングでの勉強の最大の特徴は、親が近くにいるということです。
リビング学習にはこの特徴に関係したメリットがいくつもあります。
子どもの学習状況を把握できる
目の前で勉強しているので、どこまで進んでいるか、わからない問題でつまずいていないか、といった子どもの学習状況を把握することができます。
お子さんの勉強の進み具合がわかると、安心しますよね。
わからない箇所をすぐに教えてあげられる
リビングで勉強するメリットの2つ目は、子どもが質問をしてきたときにすぐに教えてあげられることです。
ここが解けないんだけど教えて!!
こう聞かれたときに、子どもが親の元に教科書を持って行ったり、親がテーブルまですぐに行ってあげることができますよね。
子ども部屋で勉強する場合、リビングまで行くのが面倒で「あとでお母さんにきけばいいか」と後回しにしてそのままなんてこともあります。
また、親も「あとででいい?」とお願いしたまま、子どもに質問されたこと自体を忘れてしまいます。
子どもの声にすぐ反応してあげることができるのが、リビング学習のメリットですね♪
子どもが安心して勉強に取り組むことができる
低学年のうちは「子ども部屋でひとりで勉強するのはさみしい」というお子さんもいます。
我が家の長女も小学校1年生なったときに子ども部屋に勉強机を置くことを検討しましたが、「ひとりで勉強したくない」ということで、リビングで勉強することに決めました。
リビング学習は誰かがそばにいるという安心があるんだね
机周りに集中を妨げるものがない
子ども部屋の机は、小物やぬいぐるみなど気になるものを飾りがちです。
一方、リビングのテーブルには基本的に集中力を妨げるものはありませんよね。
テレビの音や周りの人の話し声など環境を整えてあげれば、リビング学習は集中することができます。
子どもがリビング学習で集中できるように、テーブルの上をきれいにしておこうとする意識が働くので、テーブル上の掃除もはかどりますよ♪
リビング学習のデメリット3つ
次にリビング学習のデメリット3つをご紹介ます。
- 口出しをしすぎてしまう
- 消しかすでテーブルや床が汚れてしまう
- おしゃべりに夢中になってしまう
家族が食事や団らんで過ごすリビングという場所を勉強スペースにすることで生じるデメリットが挙げられていますね。
口出しをしすぎてしまう
メリットで子どもの学習状況を把握できるということをお伝えしましたが、このメリットがデメリットになる可能性があります。
必要以上に口出しをしてしまう可能性があるんだ
間違っている答えを見つけたり、書き順が違っていたりすると、ついつい口を出したくなりますよね。
しかし、あまり口出しをしすぎると、お子さんの学習意欲を削いでしまったり、お子さんの自主性が育たなくなってしまいます。
横から見ていてもどかしく感じることもあるかと思いますが、そこは一度ぐっとこらえることが大切ですよ♪
消しかすでテーブルや床が汚れてしまう
2つ目のデメリットは、テーブルや床が消しかすで汚れてしまうということです。
食事をするためのテーブルに消しかすが残っていると嫌ですよね。
我が家も、主人に「消しかすが残っているよ」と注意をされたことがあります・・・
勉強が終わったら消しかすをきれいに片付ける、床に落とさないように気を付けるといった、消しゴムを使う際のルールを決めておきましょう。
消しかすの片づけを徹底させることが大切!!
おしゃべりに夢中になってしまう
家族との距離が近いリビング学習。家族がそばにいることでついおしゃべりに夢中になってしまうこともあります。
お子さんがおしゃべりに夢中になりそうな気配を察知したら、親が勉強に集中するようにうまく誘導してあげましょう。
リビング学習が向いていない子もいることを忘れずに
誰かの気配がすると集中できない
家族に勉強をしている姿を見られるのは恥ずかしい
お子さんの性格によっては、リビング学習が向いていない子もいます。
何がなんでもリビングで勉強を!!と親が意気込んでしまうと、子どもには負担になってしまいますよね。
お子さんに一番合った学習環境を設けてあげることが大切です。
リビング横の部屋を勉強部屋に!集中できるスペースづくり
リビングだと家族が気になってしまうし、独立した子ども部屋だと遊んでしまうみたい
もしご自宅の間取りがリビング横に部屋があるタイプの場合、そこを勉強部屋にするのもおすすめですよ!
我が家の長女は5年生頃から、基本はリビングで勉強し、今日はリビングだと集中できないなというときはリビング横の部屋で勉強をしていますよ。
下の写真は、我が家の実際の勉強部屋の画像です。
我が家の場合、家具の配置の関係で大きな学習机は置けないため、折りたたみしきの小さな机を使用しています。
リビング横に勉強部屋を作るメリットとして、以下ののようなものがありますよ。
・リビング横なのでわからない問題をすぐに確認できる
・仕切りで分断すれば、リビングの家族の動きや音に気を取られにくくなる
・すぐ横のリビング親がいるので、ついうっかり遊んでしまうことがない
リビングよりは家族との距離がありつつ、独立した子供部屋のようなさみしさもありません。
リビングでも子ども部屋でもしっくりこないというかたは、ぜひ試してみてください!!
まとめ
- リビングでの勉強に集中できないのは、テレビの音が大きすぎる、家族の声がうるさい、といった原因があげられる
- 集中できるリビングにするためには家族の協力が必要
- 勉強中はテレビの視聴やゲームで遊ぶのを控えたり、大きな声でしゃべらないようにする
- 兄弟にみんな同じタイミングで勉強時間をそろえる方法もあり
- リビング学習は、子どもの学習状況を把握できたり、子どもが安心して勉強に取り組めるなどのメリットがある
- リビングでも子ども部屋でも勉強に集中できないときは、リビング横の部屋を勉強部屋にするのがおすすめ
- リビング学習に向いている子、子ども部屋での勉強に向いている子がいるので、お子さんに合わせた学習環境を設けてあげることが大切
お子さんが集中できる環境を整えるのには家族の協力も必要です。
この記事を参考に、お子さんにとってベストな環境をつくってあげてくださいね!!