中学受験本番に鉛筆とシャーペンどちらを持っていこうかしら?
基本的にはお子さんが普段使い慣れているほうを中学受験の試験会場に持っていくようにしましょう。
ただし、シャーペンを使用する場合は、シャーペンが故障する可能性を考えて鉛筆も持っていくと安心ですよ。
また、試験会場に持っていく鉛筆やシャーペンはお子さんが使い慣れたものを持っていきましょう。
我が家の長女も、受験本番は使い慣れたシャーペンと鉛筆を持っていきました。
中学受験本番で初めて使う筆記用具だと、書き心地や握り心地があわず集中できないかもしれません。
今回、鉛筆とシャーペンそれぞれのおすすめ商品も紹介しますね。
受験本番に万全な状態で臨めるように、事前に筆記用具の準備をしておきましょう!
中学受験では鉛筆とシャープペン両方を持っていこう!
中学受験の本番で使用する筆記用具を鉛筆にするかシャーペンにするか悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
学校から筆記用具についての指定がない場合は、お子さんが普段使い慣れているほうを持っていきましょう。
もし、お子さんがシャーペンを試験本番で使用したい場合は、念のため鉛筆も数本持っていくことをおすすめします。
どうして鉛筆とシャーペン両方持っていったほうがいいの?
試験を受けているときにシャーペンが故障する可能性があるんだ
もしかしたら、本番中に芯が折れたり出てこなくなったりするトラブルが発生するかもしれませんよね。
また、学校によっては筆記用具以外は机に出すことができず、芯の入れ替えができないなんてトラブルに見舞われる可能性も。
ただでさえ緊張する受験本番。思いもよらぬトラブルはお子さんの動揺を誘ってしまいます。
そこで、シャーペンを受験本番で使用したい場合は、鉛筆も複数本持っていくと安心ですよ♪
筆記用具の指定がある学校には注意!
中学受験では、下記のように筆記用具の指定がある学校もあるので注意しましょう。
- メーカー名以外の文字が印字されている鉛筆は使用禁止
- 振って芯が出るタイプのシャーペンは使用禁止
メーカー名以外の文字が印字されている鉛筆は使用禁止
文字が印字されている鉛筆というと、湯島天神の鉛筆が有名ですよね。
メーカー名以外の文字が印字されている鉛筆が禁止の学校では、湯島天神のような文字が印字されている鉛筆は使用できません。
メーカー名以外の文字が印字されている鉛筆をいつも使用している場合は、受験用として別の鉛筆に使い慣れておくことをおすすめします。
振って芯が出るタイプのシャーペンは使用禁止
中学受験では振って芯が出るタイプのシャーペンの使用を禁止している学校もあります。
娘が受験予定の鴎友学園は、受験要綱に「振って芯を出すタイプのシャープペンシルは使用できません」と記載されています。
もし、受験予定の学校に筆記用具の指定がある場合、早い段階で別のシャーペンに慣れておくといいでしょう。
中学受験の鉛筆におすすめはハイユニ!理由も紹介!
中学受験におすすめの鉛筆が知りたい!
三菱鉛筆のユニシリーズの中でもハイユニがおすすめですよ
なぜユニシリーズのかでもハイユニがおすすめなのでしょうか。それには、次のような理由が挙げられます。
- 滑らかな書き味で、長時間書いても疲れない
- 芯が折れにくい
- 均一の濃さできれいに書ける
中学受験の問題は、国語の記述問題や算数の途中式を書かせる問題など書かせるタイプの問題が多く出されます。
書き味が滑らかで疲れにくい鉛筆を使用することで、お子さんも集中して試験に臨むことができます。
100均一などで売られている鉛筆に比べるとお値段はしますが、その分納得の使い心地ですよ♪
我が家の娘も小学6年生から試験本番までずっと三菱鉛筆のハイユニを使用しています。
びっくりするくらい書き心地がいい!滑らかに書ける!
お絵描き好きで文房具にはうるさい長女も大満足の書き味です。小3から塾に通っている次女も、ちゃっかりハイユニを使用しています。
鉛筆の濃さは筆圧に合わせてHB~2Bから選ぶ
鉛筆の芯の硬さは、HBからB、2Bになるにつれて柔らかくなっていきます。
つまり、HBよりも2Bのほうが弱い力でも濃く書くことができるのです。
そこで、中学受験で使う鉛筆の濃さは、お子さんの筆圧に合わせてHB~2Bの間で選んであげるようにしましょう。
筆圧の強い子はHB、筆圧の弱い子はB、2Bがおすすめですよ
ちなみに鉛筆の濃さは2B以降も3B、4B と続いていきます。
じゃあ筆圧の弱い子は3Bとかでもいいの?
2B以降の鉛筆はさらに芯がやわらかくなるため、手でこすれたときに解答用紙が黒く汚れてしまう可能性があります。
HB~B、2Bのあいだでお子さんにあった中学受験用の鉛筆を探してあげましょう。
中学受験のシャープペンのおすすめ2つを紹介!
次は中学受験で使用するのにおすすめのシャーペンを2つご紹介しますね。
- ぺんてる シャープペン スマッシュ0.5
- ドクターグリップ
ぺんてる シャープペン スマッシュ0.5
ひとつ目のおすすめシャーペンは、ぺんてるのスマッシュ0・5です。
娘の小学校は6年生からシャーペンも使用可になるのですが、とても書きやすいと学校用として愛用しています。
シャーペンの作りとして重心が下のほうにあるので、安定して文字を書くことが可能です。
また、グリップ部分に四角いラバーがついているので、滑りにくくとても握りやすいですよ。
ドクターグリップ
長時間勉強していても疲れないシャーペンといったらドクタークリップを挙げる人も多いのではないでしょうか。
ドクタークリップといえば、特徴的なグリップですね。
人間工学に基づいて作られたこのグリップは、腕や肩にかかる負担を減らしてくれます。
娘は夏期講習などで長時間ペンを握るときはドクターグリップを使用していますが、指や肩にかかる負担が少ないと言っていますよ。
ただし、1点だけ気を付けてほしいことがあります。
- 学校によっては使用禁止のところもあるので注意!!
受験の募集要項のところに、シャーペンに関する指定がある学校もあります。
娘も塾や模試ではドクターグリップを使用していますしたが、受験予定の鴎友学園が「芯を振って出すシャーペンの使用は禁止」のため、ぺんてるのスマッシュに変更しました。
使用禁止であることをうっかり見逃してしまい、本番にシャーペンが使えないとなると、お子さんが慌ててしまいますよね。
夏休みあけごろには、大体の志望校は固まってきていると思います。受験を検討している学校の募集要項を確認しておくことをおすすめします。
芯の太さは0.5、濃さはお子さんの筆圧で選ぶ
中学受験で使用するシャーペンの芯の太さや濃さはどれぐらいがおすすめ?
芯の太さは0.5、芯の濃さはお子さんの筆圧に合わせてHB~2Bから選んであげよう
芯の太さ0.5がおすすめの理由
芯の太さが細いと、筆圧の強い子はすぐに芯を折ってしまったり、筆圧の弱い子は力が入らず薄い字になってしまいます。
一方で、芯の太さが太すぎると、漢字の書き取りで細かい部分がつぶれてしまう可能性があります。
芯の濃さは子ども筆圧で選んであげる
芯の濃さはお子さんの筆圧に合わせて選んであげるといいでしょう。
芯の硬さはHBからB、2Bとなるにつれて柔らかくなっていきます。
- 筆圧の強い子はHB
- 筆圧の弱い子はB、2B
鉛筆のときと同じく、このような基準で中学受験で使用するシャーペンの芯を選んであげるといいですよ。
ただし、筆圧が強い子がHBを使用したときに、硬めのため手が疲れると感じるかもしれません。
お子さんに負担がないように、それぞれのお子さんにあった芯の濃さを選んであげてください。
まとめ
- 中学受験の筆記用具は、基本的にお子さんが使い慣れているものを持っていく
- 学校側から特に指定がない場合は鉛筆、シャーペンどちらでもよい
- シャーペンを本番で使用するときは、故障などのトラブルに備えて鉛筆も数本持っていくとよい
- 芯を振って出すタイプのシャーペンの使用を禁止している学校もある
- 中学受験におすすめの鉛筆は三菱鉛筆のハイユニ
- 鉛筆の濃さは、お子さんの筆圧に合わせてHB~2B の間で選ぶ
- 中学受験のおすすめのシャーペンは、「ぺんてるのスマッシュ0・5」と「ドクタークリップ」
- シャーペンの芯の太さは0.5、濃さは筆圧に合わせてHB~2B の間で選ぶ
受験が近づいてくると、学校見学や証明写真の撮影など、いろいろと準備が始まりますね。
受験用の筆記用具の準備も一緒に始めていきましょう!