水筒のゴムパッキンのカビはどうやったら落とせるのだろう
子ども達が小学校や幼稚園に毎日持っていく水筒。
使っていくうちにどうしてもゴムパッキンにカビがついてしまいます。
水筒のゴムパッキンに生えたカビは、重曹+お酢、酵素系漂白剤、塩素系漂白剤、いずれかを使用することで落とすことができますよ。
ゴムパッキンのカビの取り方をマスターすれば、いつでもきれいな状態の水筒を使うことができますね♪
また、水筒のゴムパッキンのカビが生える原因や対策方法についてもお伝えします。
ゴムパッキンのカビの取り方だけでなく、カビの生える原因や対策を知って、お気に入りの水筒を長くきれいに使いましょう!
水筒のゴムパッキンのカビの取り方3つを詳しくご紹介!
どうしよう。水筒のゴムパッキンのカビが生えてしまった!!
子ども達が直接口をつける水筒。だからこそ、ゴムパッキンの部分に生えたカビはなんとかして取りたいですよね。
ゴムパッキンのカビの取り方には、以下の3つの方法があります。
- 方法① 重曹+お酢でつけ置き洗い
- 方法② 酵素系漂白剤でつけ置き洗い
- 方法③ 頑固なカビには塩素系漂白剤
どの取り方も簡単ですので、水筒のゴムパッキンのカビにお悩みの方はぜひ試してみてください。
これらの方法を試す前に1点だけ注意してもらいたい点があります。
ゴムパッキンのみの取り外しができず、金属製の部品も一緒につけ置き洗いしなくてはならない場合
金属の種類によっては、重曹や酵素系・塩素系漂白剤を使用することができない場合があります。
ゴムパッキンのみ取り外し可能であれば問題ないのですが、他の金属製の部品も一緒につけ置き洗いが必要なときは、事前に取り扱い説明書で確認しておきましょう。
それでは、水筒のゴムパッキンのカビの落とし方3つを詳しく説明していきますね!
方法①重曹+お酢でつけ置き洗い
重曹とお酢を使って、水筒のゴムパッキンのカビを落とすことができます。
重曹とお酢なら、口に触れる水筒のパッキンに使っても安心!
- パッキンをつけ置きするためのボウル
- 重曹
- お酢
- お湯(40度~50度くらい)
重曹は食品用と掃除用に2種類があります。どちらも成分に大きな違いはありませんが、気になる方は食品用の重曹を使用すと安心ですよ。
40度~50度のお湯って言われてもよくわからないわ
そういうときは、お水と沸騰したお湯を1対1の割合で混ぜると大体50度くらいのお湯になるよ
それでは、重曹とお酢を使ったゴムパッキンに生えたカビの落とし方を紹介していきます。
- ボウルに40度~50度くらいのお湯を500mlほど入れる
- お湯に重曹とお酢を大さじ2杯ずつ入れる
- ②にゴムパッキンを入れ、1~2時間ほどつけ置きする
- つけ置きの時間が終わったら、ゴムパッキンを取り出しよく水洗いする
重曹とお酢を使うこと、カビだけでなくゴムパッキンに染み込んだにおいを取ることもできます。
水筒だけでなく、お弁当のパッキンの臭い消しにも有効な方法です♪
頑固なカビには効果がない場合も
重曹+お酢は安心安全なカビの落とし方ですが、頑固なカビだと落とすことができない場合もあります。
重曹とお酢で試してみてどうしても落ちない場合は、これから紹介する酵素系漂白剤や塩素系漂白剤を試してみてくださいね。
方法②酵素系漂白剤でつけ置き洗い
水筒のゴムパッキンに生えたカビを落とすには、酵素系漂白剤でつけ置き洗いする方法もあります。
- パッキンをつけ置きするためのボウル
- オキシクリーンなどの酵素系漂白剤
- お湯(40度~60度くらい)
- ゴム手袋
酵素系漂白剤はいろいろな物の汚れを落とすのにとても便利なものなので、常備されている方も多いかと思います。
酵素系漂白剤は塩素のようなツンとしたにおいがしないので、水筒や食器などにおいを移したくないものに対して安心して使えますね♪
- 説明書に書かれている分量の酵素系漂白剤をお湯に溶かす
- ①にゴムパッキンを入れ、30~1時間ほどつけ置きする
- つけ置きが完了したら、取り出して水でよくすすぐ
お湯の温度が低すぎても高すぎてもダメ
酵素系漂白剤は、大体40~60度くらいのお湯で一番効果が発揮されます。
温度が低すぎても高すぎても効果が出ないので気をつけましょう。
商品によって適温に多少の違いがあるので、お手持ちの酵素系漂白剤の取り扱い説明書をしっかり確認してくださいね!
例えば、オキシクリーンの推奨温度は40~60度、シャボン玉石鹸の酵素系漂白剤の推奨温度は30度~50度になっているよ
肌荒れの可能性があるのでゴム手袋を忘れずに
塩素系漂白剤に比べると手肌に優しい酵素系漂白剤ですが、それでも直接手に着くと手荒れを起こす可能性があります。
肌についてしまった場合はすぐに水でしっかりと洗い流してくださいね。
方法③頑固なカビには塩素系漂白剤
重症+お酢でも酵素系漂白剤でも落ちない!!というときは、塩素系漂白剤を試してみましょう。
今回紹介したゴムパッキンのカビの取り方で一番強力な方法です。
- キッチンハイターなどの塩素系漂白剤(泡タイプがおすすめ)
- キッチンペーパー
- ゴム手袋
塩素系漂白剤が手につくと肌を傷めしまう可能性があるので、必ずゴム手袋をしましょう。
また、十分な換気をした状態で、カビ取りをしてくださいね。
- ゴムパッキンをキッチンペーパーでくるむ
- 塩素系漂白剤をキッチンペーパーにしっかり含ませる
- 15分ほどそのままにし、その後よく水洗いする
どうやっても落ちないカビもありますが、他の2つの方法よりもきれいに落とすことができますよ。
ただし、長時間つけすぎるとゴムパッキンを傷めてしまう可能性があるので気をつけてくださいね。
金属の部品につくと錆びる可能性があるので注意
塩素系漂白剤は、金属に付着すると錆びてしまう可能性があります。
カビをきれいに落とそうと思ったのに、水筒を傷めてしまっては悲しいですよね。
ゴムパッキンのみ取り外しができない場合は、塩素系漂白剤の使用は避けましょう。
塩素系漂白剤のにおいが残ってしまう可能性がある
塩素系漂白剤の漂白力はとっても強力ですが、ツーンとしたにおいも強力です。
ゴムパッキンにこの塩素系漂白剤のツーンとしたにおいが残ってしまう可能性があります。
水筒のゴムパッキンにカビが生える原因は水滴や汚れ!
どうして水筒のゴムパッキンにカビが生えてしまうのだろう?
水筒のゴムパッキンにカビが生えてしまう原因には以下の2つがあります。
- ゴムパッキンについた水滴をそのまま放置すること
- 飲みかけの飲料をそのままに長時間放置すること
どちらもついついやってしまいませんか?なぜ、これらがゴムパッキンにカビを生やす原因になるのか、詳しく説明していきますね!
ゴムパッキンについた水滴をそのまま放置すること
どうしてゴムパッキンの水滴を放置してはダメなの?
カビはじめじめとした湿気のある場所が大好きだからだよ
ゴムパッキンをきれいに洗ったあとに、水滴を拭かずにそのまま放置するとカビが生えてしまう可能性があります。
せっかくきれいに洗ったのに、拭くのを忘れてしまったがためにカビが生えてしまうのは残念ですよね。
洗ったあとのゴムパッキンについた水滴をそのまま放置するのはやめましょう。
飲みかけの飲料をそのままに長時間放置すること
飲みかけの飲料が残った水筒のなかは、湿気と雑菌というカビにとっての楽園のような場所です。
水筒を洗うのが面倒で、一晩そのままにしてしまうことってありますよね。
また、週末にお子さんが水筒を出し忘れて、気がつけば月曜日になっていることも。
長時間放置している間にカビが増殖してしまうかもしれませんよ。
飲みかけの飲料をそのままに長時間放置するのは、カビが生える原因になるので避けましょう。
学校や幼稚園から戻ったらすぐに流しに出す。
そして、すぐに洗うことが大切!!
水筒のゴムパッキンのカビ予防方法は乾燥と消毒!
水筒のゴムパッキンにカビが生える原因は、水滴や汚れだということがわかりました。
では、水筒のゴムパッキンにカビを生やさないように予防するにはどうしたらいいのでしょうか。
- 洗った後にゴムパッキンの水分をしっかり拭き取ること
- ゴムパッキンを煮沸消毒する
洗った後にゴムパッキンの水分をしっかり拭き取ること
洗ったあとのゴムパッキンの水分をしっかりと拭き取ることで、カビの発生を抑えることができます。
ゴムパッキンの隙間は、綿棒を使ってしっかり水分をとりましょう。
わたしは、子ども用の少し細い綿棒を使って水筒のゴムパッキンの掃除をしています。
子ども用綿棒は細かいところまでしっかり拭けるのでおすすめ!!
ゴムパッキンを煮沸消毒する
毎日は難しいかもしれませんが、カビ予防のために定期的にゴムパッキンを煮沸消毒してあげましょう。
煮沸消毒をすることで、カビを生えにくくすることができます。
週末に家族の分をまとめて煮沸消毒すると、いつまでも清潔な状態で水筒を使うことができますね。
1点だけ、ゴムパッキンを煮沸消毒をするときに注意点があります。
長時間煮沸消毒をすると歪んでしまう可能性があるので2~3分で取り出しましょう
また、鍋からゴムパッキンを取り出すときはやけどに注意してくださいね。
水筒のゴムパッキンのカビが取れない!部品交換もあり!
どうやってもカビが取れないよ~
どんなにやってもカビが取れないときは、ゴムパッキンの部分だけ新品に交換することも検討しましょう。
サーモスなどの大手メーカーでは、水筒の消耗品のみを注文することができます。
送料はかかりますが、数百円で購入できるので新しい水筒を買うよりは安くすみますよ。
ゴムパッキンは1年が交換目安
ゴムパッキンは使っていくうちに劣化していきます。
使い方によって多少の誤差はありますが、1年が交換目安となっています。
何年も使っているゴムパッキンのカビが取れないときは、新品のゴムパッキンに交換しましょう。
100均にもゴムパッキンが販売されている
100均にも水筒のゴムパッキンが販売されています。使用している水筒のゴムパッキンと似ているものがあれば試してみるのもいいですね。
メーカーと同一ではないため完璧にフィットするかはわからない
ただし、メーカー品ではないため、きちんと装着されているように見えても隙間ができているかもしれません。
傾けたり、倒したりしたときに漏れる可能性があるかもしれないので、使用するときは気をつけてくださいね。
まとめ
- 水筒のゴムパッキンに生えたカビは、重曹+お酢、酵素系漂白剤、塩素系漂白剤、いずれかを使用することで落とすことができる
- 金属の種類によっては重曹や酵素系・塩素系漂白剤を使用することができない場合があるため、ゴムパッキンの取り外しができないときは注意
- 重曹+お酢を使ったカビの取り方は、40度~50度くらいのお湯に重曹とお酢を溶かし入れ、そこにゴムパッキンを1~2時間ほど漬ける
- 酵素系漂白剤を使ったカビの取り方は、40度~60度くらいのお湯に酵素系漂白剤を溶かし、30分から1時間ほどゴムパッキンを漬ける
- 塩素系漂白剤を使ったカビの取り方は、ゴムパッキンに塩素系漂白剤を染み込ませたキッチンペーパーを巻き付け15分ほど放置する
- 水筒のゴムパッキンにカビが生える原因は、ゴムパッキンについた水滴や汚れである
- 洗った後に水分をしっかり拭き取たり、煮沸消毒することでカビの発生を抑えられる
- どうしてもゴムパッキンのカビを取ることができないときは、ゴムパッキンを新品に交換する方法もある
ここまで読んだあなたは、もう水筒のゴムパッキンのカビの取り方、予防法はバッチリです。
毎日、カビひとつない清潔な水筒を使うことができますね!!